久しぶりにミステリー小説以外の本にハマった。
裁判長!これで執行猶予は甘くないすか 北尾トロの本はシリーズものも出ているし
お好きな方も多いのではないでしょうか。
この本は友人
きなこさんが貸してくれたんだけど
実は私、これが初のトロ本。
予想以上に面白かったので
是非他のも読んでみようと思う。
簡単に言うと著者が裁判の傍聴へ足繁く通い
その様子をレポしたもの。
そこには生々しい人間模様が渦巻いていて、
この本を読んでるととにかく
「本当に、事実は小説より奇なり、だなあ」
としみじみ思う。
幸か不幸か裁判というものと
今まで縁なく暮らしてきた私には、
とてもためになることもたくさん書いてあった。
たとえば私が思っていたのは
反省の度合いとか状況によって
裁判の展開が変わるのは、もちろん分かる。
同じ万引きでも食べるものに困ってやったのと
ゲーム感覚でスリルを味わいたくてやったのとでは
裁かれ方も違ってくるとかね。
そういう面はあるにせよ、基本的に裁判というものは
判例を基準にこのパターンだと何年、という風に
公平に決まっているものだと思っていた。
そりゃ純な子供でもあるまいし、
私だって世の中には公平でないアレコレが
渦巻いていることくらい分かってる。
でも先進国の日本において、
変な圧力がかかるような事件でもない限り (これもどうなの)
金持ちも貧乏も美人も不細工も
法の下には平等であると
一応は信じたいではないですか。
この本を読んでいると
「こなると裁判も運だよな・・・」と思う面があることが
分かって腹が立ったり怖くなったりした。
当然弁護士も検察官も人間。
やり手の弁護士がいればそうじゃない弁護士がいるように、
裁判官だって人の子なんだから、性格も様々。
人によって判決を考える基準に違いが出るのも
当たり前かもしれない。
でも自分がもし何かの事件に巻き込まれたら
この人に当たりたくないなあと思いながら
読んだ事例もあった。
裁判だって人間がやっている以上、
当たり前のことかもしれないけれど。
数え切れないほど裁判所に通いつめ
たくさんの裁判を傍聴してきた著者が、
裁判とは基本的に検察よりであると考える理由、
冤罪というのは我々が思っているより
多いのではないかと考える理由など
読んでいて興味深かった。
あと個人的には私の好きな漫画家
伊藤理佐さんの漫画付きだったのもグッ。(*`д´)b
裁判員制度も導入されたことですし、
読んでみると面白い一冊かもしれません。
意外と腰が低いぷく。
←
人気ブログランキング←
にほんブログ村↑上のバナークリックで10pt応援頂いてます。
気が向きましたらお願いします。
ディズニーの携帯公式サイト
「Disney ペットクラブ」で
ディズニーキャラクターとぷくの共演デコメ配信中!
コメント
寝ずのバンビ
いつも楽しく読ませていただいているのですが・・・
ぷくくんが読んでいる漫画・・まさか「聖☆おにいさん」では!!??
さすがぷく王子ですね★
これからもずっと彼らのファンです。
2009/08/16 URL 編集
mike
そう考えると怖いですね。。
日本は夏なので最近怪談本にはまってます。
夜のトイレがちと「…」ですが目から涼しくなってます。
2009/08/16 URL 編集
yasu
ところでソニックくんとぷくちんが読んでいる本は同じものでぷくちんは『漫画の部』を読まれてるのでしょうか??
ていうのは・・・本の大きさが微妙に違って見えたんで^m^
2009/08/16 URL 編集
外食産業の裏側の管理人
笑いましたw
押します^^
2009/08/16 URL 編集
ico
どんな態度を取っても、投降しても、捕虜になっても、殺される人は殺されるし、助かる人は生き残ってました。運だよな・・・って思いました。
昨日読んだ本で、“殺人はいかなる場合でも大罪だ”と書いてありました。どんな怨恨があったとしても、正当防衛だったとしても、殺人を犯す瞬間は誰しも“殺したい”という気持ちでいっぱいだからって。殺人において、正義も悪もないと。平等に大罪だと。
でも、もし家族が殺されたら、殺したい気持ちでいっぱいになっても仕方ないのでは・・・って、ド素人の私は思いました。
2009/08/16 URL 編集
美代
2009/08/16 URL 編集
まめこっち
修学旅行本も出されてまして、面白かったですよ。
裁判ねえ・・・実は私、裁判に巻き込まれた経験アリなんですよ。親戚同士の土地をめぐる裁判でしたが、もう疲れ果てましたね。
裁判て、最初から勝敗が決まっている気がしましたよ。弁護士と裁判官がツーカーの仲だった、相手方が勝ちました。正義なんかありゃしない世界でした。
裁判には巻き込まれないのが一番ですが、巻き込まれたときに備えて、この分野ならこの弁護士さんという具合に研究しておくのに越したことはないなと思います。
ぷくさん、腰が低いですね。
さすが世渡り上手な校長!!
2009/08/16 URL 編集
みゅー
私も裁判とは今のところ無縁できてますが、友達の弟さんが何年かずっと裁判をしてて大変そうです。1回2回ですぐ終わるってものじゃないみたいなので、本当に裁判も運ていうのもあるかもしれないですね・・・
2009/08/16 URL 編集
さとー
同じく裁判もので、爆笑したり、
こんな人もいるのかと憤ったり。。。
それにしても、ぷくちゃんたちは
上手に本を読まれますね!
うちはすぐビリビリに破いてしまうかもしれません。
2009/08/16 URL 編集
ハラメグ
2009/08/16 URL 編集
やん
ソニックくんが来てから初めてのコメント。
1枚目のエンゼルの羽つきのお洋服、可愛い!!!
そしてラストのぷくさんとのツーショット!!すごくハンサムくんじゃないですか!!!!!
2009/08/16 URL 編集
sayuki
お二人ともご本読むんですか??
ならば『変な家にきてしまった・・・』なんて
そんな事ないですよ♪♪ソニックさん♪♪
『来るべきして来たお家』ですよ♪♪
とは言え、やっぱ↑のバナーはツボにはまったまま・・・(笑)
2009/08/16 URL 編集
ひろみ
読んでみたいので今度本屋さんで調べてみます!
裁判て言うのは人間が人間を裁くわけですから
やっぱり人によって考え方が違うものなんでしょうね…。
そう考えると裁判て怖いものだなぁ。
私もぷくちゃんの腰の低さを見習うようにしなくては。
2009/08/16 URL 編集
あんず
って本は2~3年ほど前に読みましたよん。
他にも裁判の本だしてたんですね。
今知りました。
2009/08/16 URL 編集
青森りんご
偏見ではないのですが…あぁ!本当に似合いすぎる!!(T∀T*)
2009/08/16 URL 編集
ゆゆ
この間は天皇について延々
その前は死刑囚について延々したことがあります。
そして思ったのが冤罪について。
この方達は本当に本当に罪を犯しているのかなんて、本当の犯人しかわからないですもんね。
是非読んでみたいと思いますo(^-^)o
それにしてもぷくちゃんに習って?羽のついたそにちゃんも本が読めるなんてステキ兄弟ですね♪♪♪
2009/08/16 URL 編集
しょうこ
ノリさんが真面目なお話をされているというのに、プクちゃんが読んでいるマンガ本に釘付けになってしまいました。
あれ、面白いですよね。敬虔なクリスチャンや仏教徒の方には怒られてしまいそうですが‥。でも、私の中でキリストのイメージは、すっかり「イエス」になってしまいました。
2009/08/16 URL 編集
やえ
2009/08/17 URL 編集
ノリ@管理人
そうです!よく気付きましたね~。
大好きな漫画です。
>mike様
この本読むと色々腹立ったりしますよ。
そりゃーないだろと思うこと色々。
>yasu 様
いえいえ違う本です。
ソニックのは文庫本でぷくはコミック。
>外食産業の裏側の管理人様
土下座ぷくにやられましたね。
> ico 様
何ていう本にそんなアホなことが書いてあったのか
逆に興味沸きます。正当防衛と強姦殺人犯を
一緒にするなんてアホらしくてまともに反論する気にも
なりませんわ。私死刑肯定してますし。
>美代様
15日を調べろってどういうことでしょう?
ご存知だと思いますが毎日更新じゃありませんよ?
>さとー様
面白いし、まさに「裁判所に行かずに裁判にいける本」
ですよね。他のも読んでみたいです。
>ハラメグ様
罪は罪で、弁護士によってその後の人生が変わるというのも
おかしな話ですよね。
>やん様
聖★おにいさん、大好きな漫画です。
早く4巻出ないかなあ。
>sayuki 様
こうしてどんどん我が家に染まっていくソニックなのです。
> ひろみ様
へぇ~、裁判ってそういうものなんだ・・・と思うこと
たくさん書いてありますよ。いい話も悪い話も。
面白かったです。
>あんず様
そうそう、それシリーズで出てるんですよね。
読んでみようっと。
>青森りんご 様
でしょ?ぷくはやっぱり漫画かなと。
>ゆゆ様
日本の裁判のシステムの落とし穴とか
いい面も悪い面も書いてあって面白いですよ。
甘すぎる判決にムカつく事例も。
>しょうこ様
漫画、分かりましたか!笑
面白いですよねぇ!早く4巻出ないですかね。
>やえ様
ほんとだーティッシュケースみたい♪
やえさんのコメントで気付きました。
2009/08/17 URL 編集
henana
日本の裁判員制度は欧米のそれと比べて問題点が多く、なんと取り調べの現場を可視化するのを防ぐ言い訳に導入を考えついたと言われています。
だからとても不安なんです。
日本はまだまだ遅れています・・・。
2009/08/17 URL 編集