今回の日本帰国では
あちこちでおいしいものを食べたのですが、
中でもどうしても取り上げておきたいお店が
あります。






「新宿ホルモン」
新宿伊勢丹の近くです。（またかよ）

一流ホテルだとか
こじゃれたレストランとか
気の利いたサービスを提供してくれる場所は
色々あるかと思いますが、
本気と書いてマジで気の利くお店とは
こういうことじゃないかと。

まず、イマイチ場所分かんないけど
多分誰かが分かるだろうぐらいの
ナメた気持ちで来た三人が
路地裏を迷っていると






突然店からおにーさんが出てきて
「ご予約の○さんですね？
　お待ちしておりました、どうぞ」
と笑顔で店へ招き入れる。

予約時間に遅れてもいないし
顔も知らないはずだけどなぜか
店の外をウロついてるのを察知される。 Σ(･ω･ﾉ)ﾉ

テーブルに着いたら、
かれこれ数分間汗ふきながら
メニューを見ている全員の顔が






↑　こんなんなってるのに気付き
メニュー開いてるだけでこりゃ
思考力ゼロだな決めらんねーなと読み

「適当に見繕って○○○円ぐらいの
　コースにしてお出ししましょうか？」

とささっと提案。

まさに暑さにやられて
メニュー読むのすら面倒だった私たちは
「あーはい、それでお願いします」と
即答し、ここでもカモっぷりを発揮します。






そうして出てきたお料理は
野菜もお肉も絶妙の組み合わせで
どれもこれもおいしかったのでした。






オトナの女3人の胃袋に合う量の
コースにしてくれたであろうところが、
すごい勢いで食べる私たちを見て
こりゃ足りんと早めに察知し
タイミング良く料理追加してくれたり

ホルモン焼いてて炎がぼ～と出ちゃって
あ～れ～ヽ(；^０^)/ てなった瞬間
火に手を突っ込む勢いで
サッと氷を一個乗せて鎮火したり

満席でにぎやかな店内で
絶対声は聞こえなかったであろう距離で
私がふと「お手洗いどこかな・・」と
呟いたその唇の動きだけを読み
遠くから「あちらです」と
ジェスチャーでトイレの場所を示したり

お会計時には合計金額の下に
ちっちゃく三で割った金額を書いてたり

常に予想の斜め上を行く
先手先手の読みっぷり。






財布の小銭整理の勢いで
細かく払っちゃったのを詫びたら
「お釣り用の小銭が少なかったんで
　助かります！」
と爽やか笑顔で言ってくれたり。

しかも散々飲み食いしたのに安かった。






おいしかったね～！
通いたくなる店だったね。

・・・とみんな気に入ってたんですが
残念なことに誰一人として
東京に住んでいないのでした。




しかも３人中２人は海外。
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