ハイハイ川柳のお時間ですよ、川柳。( ̄▽ ̄)ノ
今月も川柳詠みましたよ。
今月はぷくの
バースデースペシャル被り物ですよ。
※上のバナーをクリックするとページに飛びます。「アイリスペットどっどコム」で連載中の「ぷくの犬川柳」更新しました。
よかったら見に行ってくださいまし。
===============
今までの読書日記には出てきてないが、
実は私、あの無駄金遣いの女王様として有名な
作家の中村うさぎさんのファンである。
でも今回取り上げたいのは
有名な「ショッピングの女王」シリーズではなくて、コレ。
「オートクチュール」という言葉は、本来はパリの高級衣装店のことを指す
フランス語だそうで、でもまぁ現在は一般に注文により造られる一点物の
服のこと、つまりフルオーダーのことを言うそうな。
ああそんなお洋服私も欲しいわ。話は戻って、( ̄∇ ̄;) つまりこの本では、
有名人夫婦の様々な結婚形態を紹介しつつ、
結婚とはオートクチュールという一点ものであり、
それぞれ夫婦によって違っててヨシ、
「結婚とはこういう形態でなくてはならぬ」という
強迫観念やら固定観念を持つ必要ないっすよ、ってな本。
色んな夫婦が出てきて、読んでて実に面白い。

私たち夫婦も、この本に出てくる人たちほど
ぶっ飛んではないけれど、( ̄∇ ̄;)
二人だけのルールというものがあり、
それを守っていれば、お互いわりと自由だ。
夜それぞれ出歩くし、夜遊びもする。
なんだけど、「既婚女性が夜遊びに出かけるなんて!」
という考えを持つ人が(主に日本人)まだまだ多いらしく、
私がお友達と遊んでいると、その場にいる人に軽く説教されることが
しばしばある。説教するのは大抵日本人男性。
まぁその方にとっては、ツマというのはオットがいない場所に
出かけてほしくない存在なのかもしれないが、
私はその人の妻でもなければ、
我が夫はそういう考え方をする人ではない。
自分も出歩きたいから、君もお友達と外に出て、
楽しい時間をすごしてほしい、という考え方。
そして夫は夫でよく週末友人達と飲みに出かけたりするんだけど、
それも私はもちろん平気だ。

寝てるくせに・・・。( ̄∇ ̄;)
ちょうど先週末はお互いが友達と出かける予定があったので、
ほぼ同時に準備をし、ほぼ同時にそれぞれの車で家を出た。
出るとき車の窓をそれぞれ開けて、
「Have fun!(楽しんできてね)」
「You too!(あなたも)」
といってにこやかに出かけ、それぞれ楽しく遊んで家に帰ってくる、
という、私達にとっては実に平和な週末だったのだが、
それが周りから見ると、そうでもないようで、
心配されたり、説教されることも少なくない。
先日は「夫婦の形態を考え直せ」だの、
「世の中なめてる」だのと私に言った人がいて、
あぁ、まだまだ「結婚はオートクチュール」という考えが
日本人には少ないのだな、と実感した。
あ、私も夫も、友達とご飯食べて飲みに行ったっていう
ただそれだけなんですけどね。

私達夫婦が大丈夫かどうかなんて
「あなたももう三十代なんだから早く子供を産みなさい」
といわれるのと同じくらい、余計なお世話以外の何者でもないのだが、
言っている方も悪気なんてなくて、
ただ心配してくれているだけなのだろう。
私達は今子供がいないので、夜家にいなければいけない義務は無い。
結婚することによって、友達が減ってしまったり、
自分が「自由が無くなった」という想いをするよりは、
お互いがお互いに責任持ちつつ、(裏切らないということも含め)
自由に出かける時間も尊重しよう、
というのが、結婚したときからの私達の考え方であり、ルールだ。
そしてもちろん、二人で一緒に外出もする。
そして、今日で結婚8年。
今でもその考え方は変わらない。

中村うさぎさんのご主人は、ゲイ男性。
結婚にセックスは持ち込まないというルールのようで、
お互い恋愛するのも自由だとか。
それについてとやかく言う人もいるようだが、
お互い「こいつとなら暮らせる!」と思った無二の親友と結婚して
それぞれが幸せなのだから、周りがどう思うかは関係ないと。
こんなダメ人間の私を私以上に理解していて、
まるごと受け入れてくれるこの夫に感謝している、
というようなことを他の著書で書いていて、
それを読んだ時私は、ちょっと羨ましいとすら思った。
そんなこんなで、私の中では名言といいますか、
実にしっくりくる言葉である。
「結婚は、オートクチュール」
今日も読んでくれてありがとう。

←
人気ブログランキング
←
にほんブログ村