犬も先入観があるとなかなか
　気付かない。→ 「P House」


　ソニックはお散歩大好き。
　１４歳ですがいまだに走ったりします。

　

　でもこれ毎日見ているから
　まだまだ元気と思うけれど
　昔の写真を見るとハッとします。

　

　ああ……こんな元気だったんだな
　と老いを一気に自覚させられる。

　あの頃はビュンビュン走る姿が
　当たり前の光景でした。

　なんか、そんなわけないんだけど
　ずっと見られるものだと思ってた。

　

　だからソニぼんよりすばしっこくて
　ニュージーランドの広い大地を
　毎日駆け回っていたぷくが
　歩かなくなった時。

　ぷくを抱っこして
　公園でぼ～っとしながら、
　犬が若くて元気な時期が、
　走ってる姿を見られる時間が、
　いかに貴重で、どんなに眩しくて、
　あっという間に過ぎてしまうかを
　本当に腹の底から実感しました。

　当たり前が当たり前でなくなって
　心臓がギュッてなった。
　
　

　だから立ち耳がなびく速さで
　「飼い主の心臓破り猛ダッシュ」
　を繰り返されても平気。(;´◦ω◦`;)

　これがとっても貴重で幸せな時期
　だと知ってますからね。
　
　
　
　家の中でビュンビュン飛ばれても
　ありがたや～、ありがたや～。

　

　尋常じゃないほど高度を上げても
　めでたい！めでたいさ！

　この光景が懐かしくて眩しくて
　どうかあの元気をもう一度！と
　願う時が来るって知ってるもん、
　し、知ってるもん！( ; -᷄ ω-᷅)

　……と己に言い聞かせながら
　今日も心臓破りのダッシュをする。

　

　おかげでめっちゃ体力つきました。
　


　目ヂカラ。
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