今年はこうある。 → 「P House」


昨日、揚羽の散歩中に
凧揚げをしているこどもたちを
たくさん見ました。



その中でズバ抜けた高さで揚がってる
凧がありました。

あんな高度の凧、初めて見た……。
凧ってあんなに高く揚がるの？

視線を奪われた後、凧糸の先を見たら
幼稚園児くらいの小っちゃいお子さまが
引いてました。

マジでびっくり。

その子の父親らしき男性は
近くのベンチでスマホを眺めてる。
全く手助けはしてません。

その小さな子がめっちゃ熟れた
プロっぽい手つきでチョチョイッ……と
糸を絶妙に操り周囲とはレベル違いの
高さに揚げてるのを呆然と眺めました。



凧揚げ、子供の頃やったことあるけど
私の記憶では全然揚がらなかったんです。

どうやったら凧が揚がるのか
ちっともコツが掴めないまま終わった、
それが私の凧揚げ経験です。

私の子供時代とは凧の性能が違うのか、
それとも腕の問題なのか。



凧揚げのコツを掴んだ子供がいても
おかしくはないけれど、それにしても
彼は小さすぎやしないか。

彼の凧揚げ歴はどのくらいなのか。

揚げるまではお父さんがやって、
軌道に乗ったところで彼に糸を渡した
のだろうか。

それにしては彼の手つきはあまりにも
熟練者のそれではないか。

手つきとリズムが、彼の外見年齢と
まったく合ってなくてギャップがすごい。

私には幼稚園児くらいに見えるが
実は高校生くらいの魂が宿ってるのか。

私が今見ているレベチな凧揚げは
一体何なんだ。



疑問の嵐に飲み込まれながら
なんだかすんごいありがたい技を
新年早々見せつけられた思いでした。

お子さまよ、見事な腕前披露してくれて
ありがとう。

よくわかんないけど素晴らしい年の
幕開けな気がします。（？）



高く揚げよう。
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